2018-10-20

忘却の河と福永武彦




「忘却の河」と福永武彦

 「私がこれを書くのは私がこの部屋にいるからであり、ここにいて私が何かを発見したからである。その発見したものが何であるか、私の過去であるか、私の生き方であるか、私の運命であるか、それは私には分からない。ひょっとしたら私は物語を発見したのかもしれないが、物語というものは人がそれを書くことによってのみ完成するのだろう。ひょっとしたら私はまだ何ひとつ発見せず、ただ何かを発見したい、私という一個の微小な生き物が何を忘れ何を覚えているか、もし忘れたとしたらそこに何の意味があり、もしおぼえているとしたらそこに何の発見があるかを知りたいと望んでいるだけのことかもしれない。



それはつまりこの部屋のせいなのだ。」


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  未分化された自我から、次第に浮き上がってくる部屋。この巧妙な描写こそ福永武彦だと私は思う。自我が未分化されているということは何という孤独だろうか。せめて人は鏡像ぐらいは友にするものである。この独白はまるで闇そのものである。独白だからこそ男の姿形は朧気で、まるで病床で寝たきりの妻の視点そのもののようだ。男が朧気だから、抱かれる女や、自分の自我と向き合う娘たちの艶や色気が浮き出てくる。



この続きはPDFで→https://drive.google.com/file/d/1HmLnsYBluFxE9PYzqLY61DOaCGhem-Iu/view?usp=sharing

2018-10-19

問題



問題:何で私は驚いているでしょう?


① 女装したおっさんがいたから
② 特攻服を着ている小学生がいたから
③ ミニーちゃんルックのおばあさんがいたから
④ 実は何も驚いていない。



また新しいカチューシャ買いました。






動画 →https://www.instagram.com/p/BpGsvcDjnFi/


2018-10-17

予告









動画→https://www.instagram.com/p/BpB8PvFDx8X/


もう少し調子がよくなったら福永武彦の「忘却の河」の感想を書きたいと思います。
チェックのワンピはよそ行きの服で白いのはダサい部屋着。








2018-10-14

Attrap'Rêves

















すっかり香水好きと覚えられて 自分で買ったり、 贈り物でもらったりで、今の私には香水が沢山ある。私にとって香水、調香師が現代稀に見る誤魔化しの無い芸術家なので、インスピレーションに愛用している。文章も映画も駄作を広告で良作と偽るようになってから、何が真か偽か分からなくなってから、香水だけは、技術もセンスも、そしてトップ、ミドル、ラストと抜かり無いストーリー性を融和している香水に惚れ惚れする。香水は香りを変化させつづも全く違う香りになってもダメなんだそうだ。言語の無いこのストーリーは、人の体温に息づいて空間に香りを放つ。このルイヴィトンのアトラップ・レーヴは「夢を包むお守り」という意味で70年ぶりに香水を作り出したルイヴィトンの旅シリーズの一つの場所だ。トランクに全種類入れたくなるような色んな香りは、アンデルセンの「絵のない絵本」のようだ。現実にない香りを想像し、月が語るように具現化する。イヴ・サンローランのモンパリが夜の恋なら、アトラップレーヴは朝の恋人、保証された夢。ふんだんに使われた花には砂糖菓子のような仕上げ。まるでメルヒェンのような香り。ミューズであるエマストーンも美しい。旅の途中で月の声を聞こう。沢山の花々のメッセージを甘い砂糖菓子を溶かして、自分に自信がついたら太陽の光にキスをするんだ。足で歩いてね。


アトラップレーヴ トラベルサイズは
ボトルも洗練されていて美しかった。

(これは贈り物)










2018-10-10

雑談







興味深い映画を見ましたが、結構濃い映画で、まだ感想がまとまりきれていません。
しばしお待ちを。

最近、IphoneXSに変えてから写真にはまりまして。
ちょっと私の顔ですみませんが・・・・・・。
綺麗な風景でも撮りたいな。

Rさん異邦人の素敵な感想をありがとうございます。
異邦人→http://chriskyogetu.blogspot.com/2018/02/letranger.html



モノクロ



2018-10-07

耳を切り落とすということ





精神科の医師には到底分からないことだと思うので、薬だけ渡してくれればいいと思う。私は作品で苦しんでいるわけではない。作品から離れた現実やビジネスに疲れてるんだ。
芸術家は作品を作ってる間はナルシズムでいいんだ。自分のやってることを正しいと思っている。でも作品から離れたときに「現実」に帰る。芸術家は作品から離れればいくらでも客観性を持って良い。たとえ、ゴッホのように耳を切り落としたとしても、絵を描いている間はナルシズムでいいのだ。自分に酔っていいのだ。
例えばゴッホのように。

この作品がやっぱり一番好き。
闇が蠢いているこの絵が。
情念を旋律に。

身を焦がして死ぬぐらいの覚悟を持て。

「星月夜」


過去に書いた「星月夜」について。http://chriskyogetu.blogspot.com/search?q=%E6%98%9F%E6%9C%88%E5%A4%9C

2018-10-06

人気があった投稿





人気があった投稿(批評・感想編)

1位 駆け込み訴え(太宰治)

2位 ポーの一族

3位 the secret garden 

4位 異邦人

5位 the mirror


沢山のアクセスありがとうございます。
療養していたので更新が滞りがちでしたが、
これからもよろしくお願いします!