2018-09-19

うれしいこと






 私の出版作「イコノグラフ」をあの仏教で有名な瀬戸内寂聴様に読んで頂けることになりました。感謝感激とはこのこと。とても嬉しいです。












出版作紹介
http://chriskyogetu.blogspot.com/2016/07/icon-o-gprah.html





2018-09-18

Jesus said to him, “Again, it is written, ‘You shall not test the Lord, your God.’”





自分の善意を試すということは主を試すことと同じことだろうか?


だとすればイエスは怒るのかもしれない。有名な1960年代に行われた「ミルグラムの服従実験」があるがご存知だろうか?  まず心理学者ミルグラムは服従に関する一連の恐ろしさを実験に行った。教師役と生徒役と分け、教師役は生徒役に問題を出す。そして間違えるたびに生徒役に電流を流し、更に間違えるたびに強い電流を流すという実験である。参加すれば1時間に4ドル50セントを与える。しかし、生徒役は役者であり、わざと間違え、電流を流された演技をする。

ボルトをあげるたびに役者である生徒役は悲鳴をあげたそうだが、教師役の65%が生徒役に心臓に病気があると言ってもやめなかったそうだ。

そして誰しもがアイヒマンになる可能性があるという実験結果となった。

私はこの実験で教師役だったら、ボルトをあげるのだろうか? それとも現代の教育や価値観が変わり上げないのだろうか。ふと、そんなことを思った。そして、この私の内在する善意を試すことは主を試すことと同じことなのではないかとも恐れた。

2018-09-10

女子パウロ会








女子パウロ会の金井照子様より、
出版作イコノグラフについて
酒井司教様の素晴らしい書評通りに万華鏡のような世界で、哲学やら色々と幅広い視点を広げられていて、とても私達のレベルでは書評が書けません。何処か新しい世界へ飛びだっていきそうな話でしたとの評価を頂きました。
まだ私、鏡月は療養中で出版依頼となると体力がないので女子パウロ会に依頼はしていません。
依頼となるとまた別の結果が出るかもしれませんが、これから飛躍していけるよう応援してください。お祈りのうちに。

鏡月玖璃子

女子パウロ会はカトリックでも大きな出版社です。


酒井司教様(当時は神父)の書評

https://drive.google.com/file/d/1IWf3mKShI53901pN2mijLoOATJsu77CH/view


2018-08-09

お祝い




以前、出版書籍の評価を頂きました酒井俊弘神父様が、
この度、司教(補佐司教)に任命されました。心より喜びとお祝いを申し上げます。


私のほうが5月から体調を崩してまして報告が
遅れたことをお詫び申し上げます。

酒井神父様の(現・司教)様の書評
https://drive.google.com/file/d/1IWf3mKShI53901pN2mijLoOATJsu77CH/view






酒井神父様、補佐司教へ任命

https://opusdei.org/ja-jp/article/sakai-osaka/

2018-05-24

朗報⑤




画家の柿本セエカさん(Seheca Cachimoto)さんから
素敵な絵と感想を貰いました。
絵は勿論、出版したイコノグラフからイメージしてもらいました!




「ICON O GRAPH」を読んだ



僕の中で、「ICON O GRAPH」は終わり、そして、いままた始まっている。
自分が、この「装置」のどこから入り、どこから出たのか…まだ、はっきりとはしていない。

アレゴリーと象徴を帯びた大小様々のモチーフに誘われるように、僕はその世界に迷い込んだ。
すると、その機械仕掛けの舞台は、ゆっくりと回転を始め、僕はその刻々と変わるその美しく、

ときに儚い舞台を、僕の心の覗き穴から見つめるているほかなかった。



美しく構築された意表を突く「詩」が、人々の意識のプリズムによってわずかに屈折しながら、ある一筋の光を定められた方向へと伸ばしてゆく。




ストーリーは、時に隠蔽され、時に登場人物たちそれぞれの「思い」が弾け出すかのように、また、時に静謐な言葉で語られながら、夕方の空をどこからともなく急いで巣に向かい集まり来る鳥たちのようにわずかに収束するかと思ったとたん、また、未知の空へと拡散する。
繊細なディテールと極度に制御された情景描写のせいで、僕らはそれぞれの「思い」に寄り添いながら、その濃密で精緻な言葉の世界に浸出していく…


不思議な小説だ。




気まぐれに変化する文体や形式、そして不規則なシーン展開、唐突に見える聖書の引用、複雑に交錯し入れ替わる視点と人称…それは一見、バラバラで統一性に欠ける単なる断章のコラージュに見えて、しかし、この小説は散漫ではない。




それどころかむしろ、その言葉たちは、稠密ともいえる確固とした一個の巨大な構造体の歯車の群れであり、巨大な精密機械を大きくうねらせながら、

まるで入れ子の宝石箱を次々に開いてゆくように読む者を幻惑する


「ICON O GRAPH」


それは、それ自体がまるでまっしろな本の形を纏った天文時計のようであり、その中で物語は、現実世界にいる僕らに関係なく独自の時を刻んでいて、その扉を開けた者だけが機械仕掛けの大きな歯車に乗せられて運ばれてゆく仕組みなのだ。


「『ICON O GRAPH』体験」とも呼べる貴重な時間…その深い時の底に、ゆっくりと音もなく沈んでゆく「記憶」と「思考」が、画家としての僕のイマジネーションをどこまでも刺激して止まない



柿本セエカ(画家)














 書籍紹介と他の方の評価は
こちら→http://chriskyogetu.blogspot.jp/2016/07/icon-o-gprah.html



2018-04-26

Dekalog episode5





デカローグ エピソード5(ある殺人に関する物語)


 ――恩赦の請願は却下された
 ――誰が弁護しようとも、判決は決まっていた


 まるで晴れることがない天候を表すかのように、このドラマは緑色のフィルターを使って撮影している。監督キェシロフスキによると、不要なものを取り去るためにこのフィルターを使ったようだ。この不穏な天候に相応しい登場人物達が一人、また一人と集まってストーリーを紡いで死刑執行という秩序を完成させていく。その冷徹さが秀逸だった。まずは殺されることになる太ったタクシー運転手。妻がいながら若い女性に色目を使い、乗客を選んでしか乗せない。悪戯にブザーを鳴らして子犬を驚かせては嫌味を吐く。時々は犬に餌を与えるなど、善人な一面も見せるが鑑賞者は誰もこの嫌味な男に好意を抱かないだろう。

 次に、ヤツェック。まだ二十歳の若い青年は、着々と殺人までの準備をしている。彼は事故で妹を失っていて、それから変わってしまったようだ。彼は殺人に使う道具を購入するだけではなく、自分の末路を予見していたかのように、写真屋に妹の聖体拝領の写真の引き伸ばしを頼んだりする。やがて、無差別にタクシー運転手を長い時間をかけて殺害する。

そして主要な登場人物はもう一人いる。それは彼を担当した弁護士だ。

物語は彼の法制度への想いの語りから物語は始まる。
「司法機械とでも呼べる兄弟な法制度が犯す過ちについて考えはじめました。弁護士ならば、その過ちを矯正することが出来る、少なくとも矯正を試みることが出来る、これは立派な社会的機能の一つなのだ」と。







2018-04-23

Dekalog episode4








「デカローグ エピソード4」

普通われわれには、自分が恋をしているのだと認める様々な印がある。
マルセル・プルースト 「失われた時を求めて」