2016-04-23

memo201604









前回のゴッホついでに

映画「気狂いピエロ」(Jean-Luc Godard)で
「ゴッホが耳を切る決心をしたカフェを見た」
というのがあったのですが、実際のところ夜のカフェテラスという絵画はそういう場所だったのでしょうか?誰かご存知の方は教えてください。



ゴッホは独立した点や短い線を連ねて描くのを好んでいて、彼が一筆づつ細かく筆を重ねたのは色が混ざらないようにしただけではなく、精神の高揚を伝えるためだった(E・Hゴンブリッチ)そうです。


彼がアルルから出した手紙に、「時に感情があまりにも昂ぶり、絵を描いているという自覚がなくなってきている」というのがありますが、この一文は私も十代の時に何かで読んで、作品を作っているときって(この時は絵画)そうだという実感があって、今でも(小説)変わらないかもしれない。



私はこの映画のゴッホの台詞が印象的で、感想としても、この男女が最初は協力し合っている愛し合っている男女のようなのですが、最後は女性が裏切るので混ざり合わない関係だなと、ゴッホの絵みたいだなと思います。アンナ・カリーナが細くて美しいので綺麗な一筆の色みたいだなと思えるところがあるかもしれません。


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あと、個人的なメモですがゴッホの人生ってモーツアルトのK550の曲のようだなと思うのです。甘い旋律と情熱的な音の印象だけれども、ト短調の中に隠せないペイシズム。自分にとってはゴッホってこんな感じなんて思います。(ゴッホの世界観とモーツアルトの貴族のような音とは相反しているようなのですが)完全にこれは音だけで選んだ選曲なのですが、K550の成り立ちを見てみるとそこまで間違っていない気がしました。


是非、興味がある方は調べてみてください!


あとは「envie(望み)にはvie(人生)がある」とは
気狂いピエロの台詞です。envieとはどちらかというと
「欲しい」という意味じゃないかな?
皆様、良い週末を。
K550
https://youtu.be/2HbMzu1aQW8


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